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日本語教師になるには?④ ~日本語教育能力検定試験ってどれくらい重要?~

日本語教師の資格とされているものの一つに「日本語教育能力検定試験合格」があります。

これは日本国際教育支援協会が毎年10月に実施しているもので、日本語教育の実践につながる基礎知識、問題解決能力、現場対応能力を測定する試験です。

今回はこの日本語教育能力検定試験(以下「検定」)についてお話しします。

 

「検定」については以下のような方に受験のニーズがあります。

 〇学士がなく420時間コースだけでは資格にならないので、「検定」を取得したい

 〇できるだけ短期間で日本語教師の資格を取得したい

 〇日本語教師の資格は既に持っている(実際に教師として働いている)が、+aで取得したい

 

今回はこれらのニーズに関して、気になる点をQAを通じて説明していきます。

 

Q.「検定」は難しい?

A.「検定」の合格率は20%台で推移しており、合格点は70%ほどと言われています。

20%というと低く感じるかもしれませんが、「日本人なのだから受けてみれば合格するかもしれない」と考える一定の受験者層もあることを考えると、数字程の難関ではないとも推察されます

ただし少し勉強すれば容易かというと、決してそのようなことはありません。

問題内容を見たら、日本語に関する体系的な理解や関連領域の知識が求められ、日本語能力だけでは到底太刀打ちできないことがわかるでしょう。

ref.)検定出題範囲 http://www.jees.or.jp/jltct/range.htm

検定問題例 http://www.jees.or.jp/jltct/pdf/H28_example_test.pdf

 

隣接領域に詳しい等のアドバンテージがあれば別ですが、やはり遅くとも半年前から準備をしたほうがよいでしょう。

全ての試験勉強に言えることですが、基礎学力に加え、集中力と計画性が求められるわけですね。

 

 

Q.「検定」だけの資格で、日本語教師として大丈夫?

A.検定は最短で資格取得できる方法です。

しかしながら「検定」はペーパーテストであり、いわゆる「授業力」を問われないので、教壇に立つ際の実践不足が問題となります。

日本語教育機関の採用試験となる模擬授業で突っぱねられてしまうこともあるでしょう。

「検定」合格をしたにも関わらず、授業をする自信が持てず、結局「420時間コース」を受講するという話も珍しくありません。

ゼロから日本語教師を目指す場合、「検定」を軸に考えるとややリスクがあります。

もし「検定」から入る場合でも日本語パートナーズのプログラム(https://jfac.jp/partners/)のような授業アシスタントのような段階を踏むといいでしょう。

満を持してに望む方が良いでしょう。

 

Q.資格をすでに持っている人にとって検定はどのくらい、+aになるのか

 

A.

 

7割

2015年の職業別構成を見ると受験者全体の10%は日本語教員です。

職場の選択肢を広げる、待遇を少しでも良くしたい、所属機関に求められている

 

職場の幅(特に国内)を広げるためにも、該当する方は日本語教育能力検定試験受験も視野に入れましょう。

カテゴリー: | 2018.10.16

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