文化庁届出受理番号
新宿校(H29041413008)
京都校(R01073126003)
420時間総合コースは文化庁が定める『日本語教員養成において必要とされる教育内容』に準拠した「文化庁届出受理講座」です。
「日本人だから日本語を教えられる」これはよくある誤解です。
学習者に効果的な日本語教育を施すための文法・音声学・教授法・言語学、さらに様々な国籍の学習者を相手にする上で必要な教育史・心理学・コミュニケーション学など、日本語教師には多角的な知識が求められます。
理論科目の講義は、初めて日本語教育を学ぶ人を対象としています。
「受講生自らが考えること」、「受講生間の協働」を基本とした参加型授業で、確実に知識を体得していただけます。やるからにはしっかり学びたい方、講師の一方的な講話を聞くだけでは理解できるか不安という方がご満足いただけるよう工夫されています。
〔理論科目の学習内容〕
A.言語
〇文法 〇文字・表記 〇語彙 〇音声 など
B.教育
〇評価法 〇試験法 〇学習者対応 〇クラス運営
〇コースデザイン 〇外国語教授法 など
C.社会
〇言語政策 〇外国人政策 〇年少者教育 〇日本語教育史 〇日本語教育事情 など
D.文化理解
〇コミュニケーション 〇世界の言語 〇異文化間理解 〇日本の文化 など
この学習内容は文化庁が定める『日本語教員養成において必要とされる教育内容』に準拠しています。
日本語教育能力検定試験の出題範囲にも対応しており、基礎知識をつけるのにも有効です。
模擬授業の形態は養成講座によってさまざまです。「練習できる範囲が授業の一部分に限られる」「担当できる文法項目が少ない」「グループで取り組むため、個人指導が不足する」これでは実践力不足で働きだしてから苦労することになってしまいます。
<京進ランゲージアカデミーで身につく実践力>
日本語レベル初級から上級まで全レベルの授業を
授業の最初から最後まで
一人で組み立てられる技術を身につけます。
実技科目の講義は、初めて日本語教師という職業にチャレンジする人を対象としています。「教えてみる」というような体験的なものではなく、修了した全ての方に自信をもって日本語教師として働いていただけるよう、綿密にデザインされています。
1.模擬授業は 1 人 19 回(約 300 分)
初級の教え方では 10 分、15 分、20 分と後半になるにつれて担当時間が長くなります。それは回を重ねるごとに、練習する授業範囲を拡張するためです。各段階の技術を確実に身につけながら繰り返し練習することで、最終的には日本語の授業が最初から最後までできるようになります。
水泳に例えると、泳げない人にいきなりクロールを見せてやってみろと言っても沈んでしまうので、身体の浮かせ方➡さらにバタ足➡さらに手の掻き方➡さらに息継ぎの方法、と順を経て練習するのに似ていますね。
2.講師による授業デモンストレーション
毎回、授業準備の前に経験豊富な講師がモデル授業を実施します。それをみることにより明確な授業モデルをもって模擬授業に臨めます。
3.授業作りのための手厚い支援
無理なく、確実に、実践力向上のステップを踏めるよう、オリジナル教材と独自の指導体制でサポートします。文法分析から授業の組み立て、準備、実践、振り返りまで、受講生ひとりひとりが主体的に取り組みます。模擬授業の文法項目には教え方の難易度が高いものも含まれます。丁寧な指導が受けられるうちに経験しておけば、日本語教師として独り立ちしたときの自信につながるからです。
4.最大 14 名、少人数制の模擬授業
模擬授業後の振り返りや講師からのアドバイスを十分におこなうために、定員を設けて、お一人お一人に手厚い指導が提供できる環境を整えています。受講生同士の授業アイデアの共有やディスカッションなど、学び合いの機会も大切にしています。
■初級の教え方
多くの日本語学校では、直説法といって日本語で日本語を教えます。初級レベルの学習者には、すでに習った語彙や文法を使いつつ、イラストやジェスチャーを効果的に用いて理解を促すスキルが求められます。授業の進め方や話し方の練習はもちろん、イラストや例文の選び方、授業で使用する教材の作成など、日本語教師の基礎となるスキルを身につけます。
■目的別教授法
「技能別教授法」では「読む」「聴く」「書く」「話す」の 4 つの技能を伸ばすそれぞれの指導方法を学びます。「シラバス別教授法」では「Can-do(できること)」をベースにした新しい教授法を含め、授業の目的に応じた教授法を学びます。
これらの授業を通じて初級~上級までのレベル、様々なテキスト、多様な教育現場に対応できる教師を養成します。
模擬授業でトレーニングを重ねた後は「教育実習」をおこないます。教育実習では、日本語学校で日本語を学んでいる留学生など、実際の外国人日本語学習者を対象に授業を実践します。授業はビデオ録画し、客観的にご自身の授業を振り返っていただきます。
ビデオに映ったご自身の姿を見れば、練習の成果による成長を実感し、満足いただけると自信を持っております。
420時間総合コースのうち、理論科目のみを受講するコースです。
日本語教育能力検定試験受験の一歩目として基礎知識を身につけたい方や、現役の日本語教師で理論的知識の不足を感じている方におすすめです。
420時間コースのうち、実技科目のみ(模擬授業と教育実習)を受講するコースです。
日本語教師の有資格者や、現役の日本語教師で、とにかく授業実践の経験を積みたい方におすすめです。
年1回実施される日本語教育能力検定試験の合格を目指す対策コースです。
日本語教育能力検定試験は、日本語教育に必要な知識や能力が基礎的な水準に達しているかを測る試験です。4年制大学卒業の学士をもたない方もこの試験の合格により、多くの日本語教育機関の採用条件を満たすことができます。
専門知識を復習しながら試験対策をしたい方、独学ではつかめない試験のコツをつかみたい方におすすめです。