公式ブログ「夢を実現するステップ」

講義日記(異文化間理解Ⅰ)

本日の授業は「異文化間理解Ⅰ」。

「ステレオタイプ」というキーワードを扱いました。

 

ステレオタイプとは特定の集団に対する画一的、固定的な観念のこと。

例えば、「日本人は時間を守る」「A型はまじめ」というのもステレオタイプの一種です。

 

日本語教師としてはステレオタイプの存在に自覚的であると良いですね。

以下の事例で先生の間でどのようにステレオタイプが生まれているか、また、その問題は何か考えてみましょう。

 

佐藤先生:Aさん、どうしていつも宿題をやってこないんですか。

Aさん :国にいた時はあまり宿題する習慣がなかったので…

佐藤先生:でも宿題をする時間がないわけではないでしょう。何か理由があるのかな。

Aさん :特に理由はないですが…

佐藤先生:じゃあ、明日はやってくるかな。Bさんにも言っておいて。

Aさん :はい、わかりました。

 

――しかし、次の日、A、Bともに宿題を提出しなかった――

 

(教員室で)

佐藤先生:田中先生、うちのX国人が宿題全然やってこないんですよね。

田中先生:ああ、うちのクラスのCさんもX国人なんですすが、サボりがちで。

佐藤先生:そうなんですか…X国って宿題ないみたいだし、地道な努力できない国民性なんですかね。

田中先生:あ、でも同じX国でもDさんは真面目ですよ。

佐藤先生:彼女はめずらしいですよね。例外ですよ。

2017.06.17

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